コールマン・ツーバーナーのメンテナンスとトラブル対処法

もっともよく起こる、炎の不具合を直すには?

 

 

ガソリンタイプのツーバーナーに点火しても炎がなかなか青くならなかったり、なんとなく燃料もれの気がする。この種のケースがもっともよく起こる代表的なトラブルです。

 

炎が青くならないのは、ガソリンタイプの場合タンク内の圧力が上がっていない証拠。考えられる作業ミスの確認は、
★燃料タンクのキャップは締まっているか?
★ポンピング前に燃料バルブを閉じたか?
★ポンプノブ脇の穴から、リュブリカントを2、3滴注入したか?
★ポンピング前にポンプノブを左回しに3回程度ゆるめたか?
★ポンピング時にポンプノブ中心の小さな穴を親指でふさぎながら最後まで正確にストロークしたか?
★ポンピング後に、ポンプを右回しにして軽く締めたか?

 

これらのうち、可能性の高い部分からチェックしていき、消去法でトラブルを解決してください。

 

ガスタイプのツーバーナーは誰にでもつかいやすくトラブルもめったにありません。ただしデメリットとしては、ガスカートリッジの残量が少なくなると火力が落ちること。このため火力が必要な調理には新しいガスカートリッジ、お湯をわかすときなどには古いガスカートリッジなど、工夫して使い分けることがコツになってきます。

 

ガソリンタイプもガスタイプも、上手につかいこなして美味しいアウトドアクッキングを満喫してくださいね。